枕木の記録

枕木るいの写真

18/09/29

Y

雨。熱した心を冷ましてくれる。呼吸を沈め、単調な音に意識を向かせる。 Y.

18/09/27

Y

空が綺麗なのは、地上が廃れているからか。それとも私たちの心が? Y.

18/09/26

K

矮小な生と、高尚な死の狭間。決して美しくない血の流れを、吐きそうな気持ちで握りながら。 K.

18/09/24

K

手を伸ばしても、ただ宙を掴むことがある。けれど、それは悲しいばかりではないと、悟るように鉄が瞬く。 K.

18/09/20

K

何故出会ったか、何故出会えなかったか。いくら考えても空は白く、答えは風に散り。 K.

18/09/19

Y

無機質な一本道にも、点々と光は落ちていて。 Y.

18/09/16

K

感傷に浸り過ぎて、自尊心がふやけて溶ける。それは結局愚かなことだ、と雨が喉を鳴らし。 K.

18/09/15

Y

赤は怒れる男たちの血の色か、赤は新しい夜明けの希望の色か。 Y.

18/09/14

Y

孤独とは何だろう。誰も自分の声を聞いてくれない時か、あるいは自分にとっての美を誰にも共感してもらえない時。 Y.

18/09/13

Y

残されていくもの、淘汰されていくもの。その選択権は、いつも見えないところにあって。 Y.

18/09/11

K

日常が微笑んでいるのではなく、へばりつく日常のもう一方から、ただただ目を反らしているだけの。 K.

18/09/10

K

再び釜山へ来てます。7ヶ月後には再開発のため、港街らしいこの風景は無くなるそうで。 Y.

18/09/07

Y

天変地異、日々のやるべきこと、感情の波、あらゆるものがごたまぜになって身体の中が痛む中、久々に都会に行き、こんなにも人が生きている、と謎の衝撃に襲われ。 K.

18/08/31

K

絶望することなしに、希望が見えるはずもなく。 K.

18/08/30

Y

入り口はどこかからの出口にもなり、迷い道にもなる。 Y.

18/08/29

K

言葉が追いかけてくる。一人称が首を掴む。二人称に引き倒され、ロゴスは土足で世界を踏み。 K.

18/08/28

K

人に優しく、トタン屋根にも優しく。 K.

18/08/27

K

それなら被害者意識というものを全て排除した時、果たして全てにおいて平和が訪れるのだろうか。最終的な和解は、徹底した無関心にしか落ち着かないような気がして、ただただ空を仰ぐ日。 K.

18/08/24

K

今更ですが、初めて「舟形万灯籠」を目撃。何だか可愛い。 K.

18/08/21

K

変な天気の日にお目にかかる、奇抜なヤツ。 K.

18/08/20

K

月を見ると、自分が何者だったか思い出す。あるいは、思い出す行為を穏やかに見つめられているような。 K.

18/08/16

K

無意識に自分の視覚を何か固有のものだと勘違いする。けれど世の中には、何億もそのバリエーションがあって、とか何だとか。K.

18/08/14

K

湿気を抱え、愛を抱え、悲しみが生まれ、乾燥機に恋い焦がれ。 K.

18/08/12

K

空に夢を見て、地上は忙しく睡眠は浅く、呼吸だけがただ大人しく命を繫ぎ。 K.

18/08/09

Y

意味のあるやりとり、意味のないざわめき。子供の素直さを笑う、大人の哀愁。 K.

18/08/08

Y

メタリックな心を持てば、誰にも動ぜずに済んで、生きやすいのだろうけど、何も動ぜぬ心の哀しさも。 Y.

18/08/05

K

伸ばした手が何かを掴むとは限らない。自分の手は無数にある訳でもない。けれど、何もかも止めてしまったら、やっぱり手のひらには何も残らない。 K.

18/08/03

K

誰のことも嫌いになれない時、気付けば、誰のことも好きになれない。 K.

18/08/02

K

こんなどうしようもない空の下で思う些末で愚かなことを、きっと彼女は微塵も知りもしないだろうと、温い風が頬を擦る。 K.

18/07/30

Y

人は誰しも昔話になっていく。あの時の騒動も、あの時の猫も共に。 Y.