あの日嫌だったこと、あるいは深く反省すべきこと。嬉しいことは曖昧なのに、そういう記憶ははっきりと蘇り、過去が鮮明に攻め寄せ、自分が今何処の地点を生きているのか分からなくなる。溺没間際ふと気が付いて、足の爪が伸びていることだけが真理。 K.
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