枕木の記録

枕木るいの写真

K

18/09/26

K

矮小な生と、高尚な死の狭間。決して美しくない血の流れを、吐きそうな気持ちで握りながら。 K.

18/09/24

K

手を伸ばしても、ただ宙を掴むことがある。けれど、それは悲しいばかりではないと、悟るように鉄が瞬く。 K.

18/09/20

K

何故出会ったか、何故出会えなかったか。いくら考えても空は白く、答えは風に散り。 K.

18/09/16

K

感傷に浸り過ぎて、自尊心がふやけて溶ける。それは結局愚かなことだ、と雨が喉を鳴らし。 K.

18/09/11

K

日常が微笑んでいるのではなく、へばりつく日常のもう一方から、ただただ目を反らしているだけの。 K.

18/09/10

K

再び釜山へ来てます。7ヶ月後には再開発のため、港街らしいこの風景は無くなるそうで。 Y.

18/08/31

K

絶望することなしに、希望が見えるはずもなく。 K.

18/08/29

K

言葉が追いかけてくる。一人称が首を掴む。二人称に引き倒され、ロゴスは土足で世界を踏み。 K.

18/08/28

K

人に優しく、トタン屋根にも優しく。 K.

18/08/27

K

それなら被害者意識というものを全て排除した時、果たして全てにおいて平和が訪れるのだろうか。最終的な和解は、徹底した無関心にしか落ち着かないような気がして、ただただ空を仰ぐ日。 K.

18/08/24

K

今更ですが、初めて「舟形万灯籠」を目撃。何だか可愛い。 K.

18/08/21

K

変な天気の日にお目にかかる、奇抜なヤツ。 K.

18/08/20

K

月を見ると、自分が何者だったか思い出す。あるいは、思い出す行為を穏やかに見つめられているような。 K.

18/08/16

K

無意識に自分の視覚を何か固有のものだと勘違いする。けれど世の中には、何億もそのバリエーションがあって、とか何だとか。K.

18/08/14

K

湿気を抱え、愛を抱え、悲しみが生まれ、乾燥機に恋い焦がれ。 K.

18/08/12

K

空に夢を見て、地上は忙しく睡眠は浅く、呼吸だけがただ大人しく命を繫ぎ。 K.

18/08/05

K

伸ばした手が何かを掴むとは限らない。自分の手は無数にある訳でもない。けれど、何もかも止めてしまったら、やっぱり手のひらには何も残らない。 K.

18/08/02

K

こんなどうしようもない空の下で思う些末で愚かなことを、きっと彼女は微塵も知りもしないだろうと、温い風が頬を擦る。 K.

18/08/03

K

誰のことも嫌いになれない時、気付けば、誰のことも好きになれない。 K.

18/07/29

K

何だって真実でいい。鳥が話し合うのも、雨が咳をするのも、夜が昼間より明るいのも。 K.

18/07/27

K

目を伏せる。気持ちが笑っている。目を開ける。空が狼狽している。飲み物は、いつまでも冷えている。 K.

18/07/25

K

誰かの思い出が、今日もぱらぱらと剥離して。 K.

18/07/22

K

幸福や享楽で、茫漠に広がる虚しさを、ただひたすらに見ないようにしているだけなのだと。 K.

18/07/20

K

呼吸も生命も、愛も憎しみも、全て溶けてなくなるものばかり。一握りの記憶だけが、いつまでもいつまでも、何者かの首を絞め続け。 K.

18/07/18

K

昨日という日が追いかけてくる。やがて全ては「時間」の波に飲まれ、いつしか今日も昨日も無茶苦茶になって。 K.

18/07/16

K

目で見えないものを、何処まで許容するか。目で見えるものを、何処まで疑うか。 K.

18/07/13

K

限りなく我侭なまま、いつか世界の糸を手繰り。 K.

18/07/12

K

嘘を吐いてヘラヘラ笑ってまで他人に好かれるより、一人で静かにハトを追う方がマシと思った日。 K.

18/07/10

K

選ばれたらラッキー、と思っているうちは絶対に選ばれやしない。気を張り続ける脅迫に負けて、やっぱりラッキーを求めて、また全てが脆弱に縮み。 K.

18/07/09

K

いつもより遠くの場所。世界を知るには、テレビしかないような感覚。 K.