偶然と一瞬。取り戻せない時間が四角い空間の中に無理矢理押し込められて、ああ綺麗ですねえ、なんて上っ面を眺めながら、はて人間の魂は何処に宿るのかと丸い硝子の奥を覗いても、同じく丸い闇がこちらを見つめている。 K.
「だって、爪とかヒゲとかはみんな自分で切るのに、何で髪の毛はずっと他人任せで生きて行かないといけないのか意味分からなくないですか?」 と美容師に話したら、笑顔が引きつったままハサミを握っていた。 Y.
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