教えて欲しいのは、いつか僕が失ったもの。それと、せめて得た犠牲の対価。 K.

ひたすら待つことが出来るという信頼と慣れ。 Y.

終末の気配。 K.

吐血する程の歓声を浴びたウサギの景色。 Y.

花屋さんは重労働だと耳にした時から、別に自分が働いているわけでもないのに、何故だか店の前を通る度に臆してしまうのだ。 K.

一旦通り過ぎるも、わざわざ引き返して撮る…ということもよくあります。 K.

変な奴うじゃうじゃ。 K.（フォロワーさんに「ブラシの木」というのを教えて頂いた！実は可愛い奴ら…！）

夏にだけ見る夢の気配だ。彼女の笑う、あの夏の夢。 K.

こんなとこで太陽と会う。 K.

瓦礫の森の救世主、あるいは気休めの偽悪者。 K.

洗濯という選択とかいう御託を私は受諾し帰宅。 Y.

瓦礫の森に棲む僕へ。彼女に会ったら聞いて欲しい。どんな形の欠片なら、貴方が喜んでくれるのか。 K.

いつだって僕らは、後悔という真っ黒で陰気な化物を見えないフリをしている。 Y.

それは君のための夕暮れだ。傲慢で利己的な幸せのために自ら幻の十字架を背負って半笑う、君のための夕暮れなのだ。 K.

じゃぱにーずういんなーふらっぐの行進に目を伏せろ。 Y.

自分と不確かな存在が一つの花を発見した時、一つの花は微かに微笑んでくれたように思う。だったらいいなあという自分は、そうやってまたおぼろげに輪郭を得て。 K.

心の優先席で、僕はいつも独りっきり。 K.

影が座ろうとする時、太陽がそれを拒んでいる。 Y.

「死と孤独以外はまやかしだから、世界なんかいつだって嘲笑ってやればいいんだ、わざわざ首括る必要なんかないぜ。」彼はそう言って影になる、光になる。そして同化して灼熱のアスファルトへ。それでまた、夏が来る。 K.

最近、コンデジを買いました。 愛でてます。 機材が良いと写真が良いわけではないとは思うけど、純粋に楽しみ方が増えて、新しい本を読んでる時のような気持ちです。 Y.

八百屋のような作りをした一軒家の軒下。台の上には小さな白いウサギがたくさん乗っている。そのウサギを飼っている少年、「食べたりなんかしないよ」と笑っている。夢。 K.

たまには空も見てあげないと嫉妬してくる。 Y.

今になって彼（ネズミ）の持つ気高さというかニヒルさとか繊細さというか、そういうものに気付かされる。やがて来る寒くて暗い冬のために太陽の光を集めてるとか何とか言って。子供の頃は「絵が可愛い」ってだけで何度も読んでいたレオ＝レオニの『フレデリ…

土にも空気にもなれず、追い詰められた水滴に春を感じる。 Y.

自己否定と、自己嫌悪と、自己愛と。全部がメビウスの輪のようにねじれて、頭の中をぐるぐるしている。 K.

がっつり、春が顔を覗かせる。 Y.

仕事中に時間が早く過ぎることを気にする人たちほど、いつの間にか老いていると驚くのかもしれない。 Y.

コーヒーを飲んでる瞬間より、コーヒーを飲もう、と決意した瞬間の高揚感が凄いっていうことがよくある。もちろん、飲んでる間も嬉しいけれど。 K.

行き止まるのか。 お前はそこで止まるのか。 もし意志があるならば、俺たちにその先を見せつけてくれ。 Y.

僕の見た君が、君を映す別のものだとして、それで僕は君を見たと断言していいのだろうか。いつか見た空が、本当の青じゃなかった、と誰かが非難したとして。 K.