2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
待ったり待たれたり、歩みを遅めて待っている素振りを見せたり、待たれてもいないのに液晶をガン見したり。 K.
自分の価値なんて他人からみたらちょっと大きい虫ぐらいのもので。 Y.
世の中には小説の話のような現実が存在する。そう思うと、創作する物語に「やりすぎ」ということはない。 Y.
誰も見なかった木漏れ日の中で。善意も悪意も、混じり合って全ての一つに。 K.
自暴自棄、楽観、悲観、慈愛、思い過ごし、思い込み、揺るぎない真実、ある日の事実、瓦解と祈り。 K.
朝の挨拶。昨夜の雨から、微笑みを乗せて。 K.
誰かに見られていると、見られているという意識によって何だか動きがぎこちなくなってしまう。見られてますけどそれがなにか?ってぐらい、自分の心と身体をオープンにしたい。 Y.
大勢の中の一人。誰かのための一人。突き詰めると、どう頑張ったって一人。 K.
見えそうで見えない街角。物事も、人の姿も、誰かの心も。 K.
「物のはじめに純真さと単純さがあるわけではない。創造されたものはすべて、一見もっとも単純なものでも、すでに罪があり、分裂しており、生成のきたない流れの中に投げこまれているのであって、もはやけっして流れをさかのぼって泳ぐことはできない。」/…
難解なことで築いた壁の内側はひどく単純で脆く、突っついたらすぐに溶けてなくなるほど。 K.
露に雨を想い、たとえ僅かでも生きる優しさを知る。 K.
両替機の故障したバスの中。機械をガンガン叩いて直そうとする運転手さんの横で、ふと見えた景色は変な感じ。 K.
真実はいつも一つか、霧の中。 Y.
たんたん走る犬。すれ違う時の笑み。今日のニュースで昨日を知る、ただ歩くだけの日に。 K.
湿った結果論。善もなく、悪もなく。 K.
不確定要素の海を漂い、辺境の地で君と手を繋ぎ。 K.
さりげない仕事は、さりげない日常を作ってくれていて。 Y.
これから楽しいことがたくさんあるよ、と言われた13歳の春。それは単純な希望の言葉でもあり、一方でその中に無責任を見出し鬱屈するきっかけでもあった。言葉は、時として非常に難しい。 K.
心の奥にある淀みを見ない方が良い時もある。自らを叩き落すくらいなら、必死で逃げたって世界は終わらない。 K.
人の数だけ悩みがあるからと言って、だから何だとひねくれる夜と、もっと明け透けな昼と。 K.
花を咲かせよう。私の心に咲く、真の花を。 Y.
過ぎし桜。過ぎし街。繰り返す電車。繰り返す夜。 Y.
永遠の白に憧れて、永遠はないと知り、白はことさら透明に似て。 K.
二本足で歩き回ることも忌々しい夜の続きに。風は生温く、部屋は薄寒い。 K.