2018-01-01から1年間の記事一覧
変わってしまうものの背中、変わらないものを追う指先。次は何時、と震える声に、次が来る、と暁光は粒子で答え。 K.
開かれた悲しみ、閉じた怒りの先。空咳の焦燥に、冬風は冷淡に囁く。 K.
そこに在るということ。時間の流れを感じることを忘れずに。 Y.
鳥の目線、鳥の気持ち。羽のない私、地上を這う感情線。 K.
勇ましさとは、姿ではなく人生に現れるらしい。動物で言うならば、それは種の歴史。ひとは果たして勇ましい歴史を。 Y.
慌ただしい秋の終わり。もっと美しいものをたくさん見なければ、と今際の際みたいなことを思う冬。もしくは、それは冬故に。 K.
紅葉。こそこそ。 K.
自然は偉大だ。自然は厳かだ。自然は恐ろしい。自然は艶めかしい。言葉にすればするほど、薄れていく気がする。 Y.
幸せの虚像、実在したはずの祈り。 K.
ただ椅子があるという、存在の確かさ。その存在をどう感じるか。 Y.
でもスムーズに進むよう仕向ける世の中に逆流しようとする。何でも反対したいわけじゃない。世の中に従うことを疑っているだけ。 Y.
街はどれほどの痛みを受ければ、我々に反抗してくるのだろうか。 Y.
過ぎ去りし時間。思い出せない誰かの顔。知らないのに知っている人を、せせら笑う声。 K.
一瞬の輝きを置いて、その道を現す。 Y.
立ち向かうより、諦める方が早い。手に入れるより、捨てる方が早い。そうして空っぽが一人、秋をちぎっている。 K.
不意をついた顔。 Y.
器用にするする生きている人が羨ましくもあり、たとえ不器用でも自分に誠実な人を慕いたくもあり。 K.
何でも白黒はっきりつけられたらどんなに良いか。 Y.
目眩のする秋。誰も泣かない日などない。 K.
たとえそれを失ってとしても、何も愛さなかったよりマシらしい。けれど、さよならの手はいつも震えてばかりいる。 K.
隠れ家のような場所って、もしかしたら本能的にヒトが好きな場所なのかも。 Y.
キラキラの古都(控えめ) K.
当たり前のことを、当たり前と思わないように。眺めるように生きるのではなく、撫でるように生きれるように。 Y.
ライトアップイベントで影を探す。 K.
自由と理由の、由の狭間。知る由もないんだ、と吐き捨てて。 K.
嫌いなもの、好きなもの。食べてみたら美味しいもの。会っても会っても、親しくなれない人。 K.
誰かと向き合うことを怖れる。それは自分の過去と向き合うことにも怖れている。 Y.
舞台は一人きり。喚いても、倒れても。 K.
祈る姿は、美しい。外の世界から逸脱し、自分と話しているからかも。Y.
忙しない朝、何者かへの挨拶。 K.