2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
雨。熱した心を冷ましてくれる。呼吸を沈め、単調な音に意識を向かせる。 Y.
空が綺麗なのは、地上が廃れているからか。それとも私たちの心が? Y.
矮小な生と、高尚な死の狭間。決して美しくない血の流れを、吐きそうな気持ちで握りながら。 K.
手を伸ばしても、ただ宙を掴むことがある。けれど、それは悲しいばかりではないと、悟るように鉄が瞬く。 K.
何故出会ったか、何故出会えなかったか。いくら考えても空は白く、答えは風に散り。 K.
無機質な一本道にも、点々と光は落ちていて。 Y.
感傷に浸り過ぎて、自尊心がふやけて溶ける。それは結局愚かなことだ、と雨が喉を鳴らし。 K.
赤は怒れる男たちの血の色か、赤は新しい夜明けの希望の色か。 Y.
孤独とは何だろう。誰も自分の声を聞いてくれない時か、あるいは自分にとっての美を誰にも共感してもらえない時。 Y.
残されていくもの、淘汰されていくもの。その選択権は、いつも見えないところにあって。 Y.
日常が微笑んでいるのではなく、へばりつく日常のもう一方から、ただただ目を反らしているだけの。 K.
再び釜山へ来てます。7ヶ月後には再開発のため、港街らしいこの風景は無くなるそうで。 Y.
天変地異、日々のやるべきこと、感情の波、あらゆるものがごたまぜになって身体の中が痛む中、久々に都会に行き、こんなにも人が生きている、と謎の衝撃に襲われ。 K.