変わってしまうものの背中、変わらないものを追う指先。次は何時、と震える声に、次が来る、と暁光は粒子で答え。 K.
開かれた悲しみ、閉じた怒りの先。空咳の焦燥に、冬風は冷淡に囁く。 K.
そこに在るということ。時間の流れを感じることを忘れずに。 Y.
鳥の目線、鳥の気持ち。羽のない私、地上を這う感情線。 K.
勇ましさとは、姿ではなく人生に現れるらしい。動物で言うならば、それは種の歴史。ひとは果たして勇ましい歴史を。 Y.
慌ただしい秋の終わり。もっと美しいものをたくさん見なければ、と今際の際みたいなことを思う冬。もしくは、それは冬故に。 K.
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