泥水の味しか知らなければ、もっと幸せなこともあるかもしれない。 K.

意味のなさげな立入禁止。 Y.

恨んでも仕方がない。 ただこの無情に身を任せ、耐え忍ぶのみ。 Y.

真夏のスモールワールド。 K.

先人の知識をマネるだけではただの盗作。 先人の知識を深く探り、効果的に使うとそれは自分のものになる。 Y.

古い世代のを今でも使い倒してるので、nanoの生産中止は少し悲しくもあり。 Ｋ.

声だけじゃ、心には届かないんだよ。 Y.

許さない人。 K.

人が生まれてから死ぬまでは無駄なことだけだと思う。 この無駄という余白を楽しめるかを重視したい。 Y.

夏に外を歩くと部屋に戻った時すごく眠いので、なるべく外に出たくない。でも、外に出ないと写真が撮れない。 K.

それでも四葉は見つからない。 K.

孤独さを感じさせない岩。 Y.

悲しみが青々として隅に溜る。 K.

私の心をごらん下さい。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸のために私のからだをおつかい下さい。って云ったというの。そしたらいつか蝎はじぶんのからだがまっ赤なうつくしい火になって燃えてよるのやみを照らしているのを見た…

しばらく休んでおりました。 ただいまここに来ております。 富山の村。 演劇の聖地的場所です。 Y.

生涯に一度救われて、もし同じように一人救えたなら、もうそれで十分だ。 K.

代わりはいくらでもいる、と思えばこそ、むしろ自分の評価を他人なんかに委ねる必要はないのかもしれない。 K.

西へと帰る道のりは、いつも夕陽がクソ眩しい。 K.

昨日のアイツ、もうあんなに光り輝いて。 K.

夢の終わりにはっきりしない声が言うに、「君は小さいが体力はある」とのこと。なんだそれ。 K.

高校時代に読んでいた岩波文庫の『カフカ短編集』を再び入手した。唐突な出来事、唐突な終幕。「おや？」と首を傾げつつもちょっとほくそ笑んでしまうこの感じ。ああ、カフカだなあ、と謎の充実。彼の目を通してなお、やはり世界は滑稽で残酷なのか否か。 K.

偶然頭上から降り注ぐ驟雨。蒸し暑い空気が這いつくばる中で、「きっとこういう夏が何度もあった」と気付く。未だ、手のひらが中空なことも。 K.

終わりも始まりも、たいした違いなどない。 K.

複雑＝無駄 という方程式。 Y.

落ちて、沈んで行く。沈んで行く間に、誰からも忘れ去られ、最後は真っ暗な底で、埋もれて見えなくなる。 K.

生きることに疲れるのではない。生き続けることに疲れるのだ。生き続ける、息を。 K.

南極大陸から観測史上最大級の氷山が落ちた。 それだけで終わってもニュースとしては成立するのに、さらにそこから私たちの生活にどう関係するのかまで記事にされていた。 そこまでしないと、我々が興味を持たないと思われている。 我々の想像力が欠落してい…

夕陽の大きい夕方。空がちりちり焼けそうだった。 K.

何かを感じても、言葉に出来ないことが多々ある。 何も感じないよりかは良いと思うけど、言葉に出来なかったら何も感じないことと同じではないだろうか。 Y.

こんなにも小さな生物ですら列をなしているというのに、人間ときたら。 Y.