枕木の記録

枕木るいの写真

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

18/08/31

K

絶望することなしに、希望が見えるはずもなく。 K.

18/08/30

Y

入り口はどこかからの出口にもなり、迷い道にもなる。 Y.

18/08/29

K

言葉が追いかけてくる。一人称が首を掴む。二人称に引き倒され、ロゴスは土足で世界を踏み。 K.

18/08/28

K

人に優しく、トタン屋根にも優しく。 K.

18/08/27

K

それなら被害者意識というものを全て排除した時、果たして全てにおいて平和が訪れるのだろうか。最終的な和解は、徹底した無関心にしか落ち着かないような気がして、ただただ空を仰ぐ日。 K.

18/08/24

K

今更ですが、初めて「舟形万灯籠」を目撃。何だか可愛い。 K.

18/08/21

K

変な天気の日にお目にかかる、奇抜なヤツ。 K.

18/08/20

K

月を見ると、自分が何者だったか思い出す。あるいは、思い出す行為を穏やかに見つめられているような。 K.

18/08/16

K

無意識に自分の視覚を何か固有のものだと勘違いする。けれど世の中には、何億もそのバリエーションがあって、とか何だとか。K.

18/08/14

K

湿気を抱え、愛を抱え、悲しみが生まれ、乾燥機に恋い焦がれ。 K.

18/08/12

K

空に夢を見て、地上は忙しく睡眠は浅く、呼吸だけがただ大人しく命を繫ぎ。 K.

18/08/09

Y

意味のあるやりとり、意味のないざわめき。子供の素直さを笑う、大人の哀愁。 K.

18/08/08

Y

メタリックな心を持てば、誰にも動ぜずに済んで、生きやすいのだろうけど、何も動ぜぬ心の哀しさも。 Y.

18/08/05

K

伸ばした手が何かを掴むとは限らない。自分の手は無数にある訳でもない。けれど、何もかも止めてしまったら、やっぱり手のひらには何も残らない。 K.

18/08/03

K

誰のことも嫌いになれない時、気付けば、誰のことも好きになれない。 K.

18/08/02

K

こんなどうしようもない空の下で思う些末で愚かなことを、きっと彼女は微塵も知りもしないだろうと、温い風が頬を擦る。 K.