2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ずぶ濡れの鳩。 君は何を思っている。 Y.
君は落ちてる花の方が好きなんだね、と笑われる。そんなことはない、と思うのに、気付くといつも視線は下がっている。 K.
疑いの眼差し。 K.
歩いてもたどり着かないかもしれない。 歩かない方が良い人生かもしれない。 それでも、 歩きたいなら歩けば良い。 Y.
無口で従順な人間は、生きていると言えるのか。 Y.
咲いては散り、散っては終わる。それなのに、また始まりが来る。 K.
光あるところに影がある。 K.
祈っている姿と感謝している姿は、他人から見ると同じに見える。 Y.
燃やすことは自由であるけど、燃やされる方はたまったもんじゃない。 Y.
お前の過去なんか、どれほど高尚だったというんだ? 僕の前に、電柱がまるで何かの中ボスみたいに立ちふさがって、ひっきりなしに嘲笑している。 K.
堪えろ。 堪えるんだ、俺。 こんな姿で生まれても、いずれ溶ける運命だとしても、誰かに一時でも見てもらえることが出来るなら…。 Y.
「一つのバケツが全人類の存亡を左右する」。何処かの老学者がそう発表した。誰もそんな戯れ言を信じなかった。彼の息子だけがそれを信じた。やがてバケツの中のプルトニウムが溢れだした時、誰かが亡き老学者に懺悔した。彼の息子は、ただ笑って手を振って…
イシの積み重ねが大事。 Y.
晴れた日の廃墟に、全て流れ込んでしまえばいいのだ。悲しみも憎しみも、絶望も、希望も。 K.
お前ら人間には、この帽子の良さが分かんねぇだろうな。 Y.
私だけの幸せを大切にする日。私だけの不幸を憐れむ日。私だけの幸せを妬む日。私だけの不幸に酔いしれる日。 K.
毛布とは、怠惰という概念が生み出した魔物である。 私はそれに支配されている。 Y.
古本屋でいいもん買いました。 K.
心が潰れるような言葉が、世界に満ちている。 開けてはいけない扉を容易く開けている。 それはまるで、閉め方を知らない赤子のように。 Y.
巨大なウミウシみたいなのが落ちてた。 K.
知らない人と知ってる人。 その境界線は何だろう。 線があるから全てが区切られる。 線がなければ全てが成り立たない…のか? Y.
春キャベツの丘。 K.
この道を行けばどこへ行くのか。 歩ける場所は無限にある。 未踏の地へ行くことは望まない。 ただ、私の行きたい場所へ繋がる道ならば。 たとえ踏みならされ、塗装されたコンクリートの道であろうと。 たとえ暗闇に包まれ、人里離れた生い茂る道であろうと。…
「そうやって、お前は一生概念と踊ってろよ。」彼は、泥水のような100円のコーヒーをすすりながらせせら笑っていた。 K.
自分との会話の量で、その人の表現の質が高まると思う。 もっと会話をしなければ。 もっと常識を疑わなければ。 Y.
「僕はゴミ以下」、などとよく言うが、ゴミはかつて有用性に富んでいたのだから、ゴミ以下ってのはゴミにさえ失礼だろう。僕なんかはゴミが持つ過去の栄光の足下にも及ばない、ただ息をする無用の塊だ、と思っていた時期がある。今も、まぁ、たまに思う。 K.
ルビンの壺。 仮に一方が弱かったら、このような絵は生まれないだろう。 白と黒の対決は、 人と人との対決と同義である。 ただ、価値観や思想があるだけで。 一つの形を成り立たせている。 Y.
皿かぁ…。 K.
日本語は曖昧かもしれない。 可愛いという言葉にしてもそうだ。 髪切ったんだ、可愛いねー。 という文だけではどいう意図があるのか理解出来ない。 ここに日本語の深みがあると思う。 Y.
ニートだった頃を思い出すので、わりと春が嫌いだ。春なのに陽気、春だから陰気。 K.