17/04/21_02
感性の死ぬ予感がする。感受性の崩れる音がする。いっそ空に押し潰されたら、何もかもに片が付いて良かったのかもしれない。しかしその時、一羽のツバメにさえ異常なまでの憧れを持った。あいにく心は死んでいなかった。愕然とした。 K.
17/04/20_02
【お題: 枕木るい】
「枕木るいの話ですか。あれは何の役にも立たない存在ですよ。この惑星の塵よりも泡よりもずっと些末で無意味なものです。だのにどんな物質よりしつこく存在しているんだから、その執着心には憎悪というか、ある種の尊敬にも似た気持ちを覚えますよ。」 K.
17/04/19_02
それはある唐突な死を目撃した朝のように混濁で透明な、暴力的で優しい気持ちで。 K.