2017-01-01から1年間の記事一覧
鴨コンポジションを眺めながら。追いつく者、追い越すもの、もどかしさ、欺瞞、謙虚。などなど。 K.
手袋の落ちない冬はない。 K.
芸術家は孤独でなければならないと言うが、真に孤独な人などいるのだろうか。 街に出れば他人の群れ。 作品を出せば、言語を必要としない会話。 孤独と思いたい人だけが孤独。 Y.
丸く黒くてチャーミングな瞳で相手の目を奪っている隙に、自分の体で相手を縛り抱きしめて求愛行動を開始する直前(嘘)。 Y.
束の間の雨と。 K.
永遠には続かない時の中で。明日という日の訪れすら厭わしく思う夜の、ただ一つの煌めき。 K.
自分が自分で選び取った時に環境は変わる。変わらないのは環境じゃなくて、やっぱり自分それ自身。 K.
いつかのあの人は元気にやっているのだろうか。 会えはしないその人を、偶然町で見つけられたらと雑踏に耳をかたむける。 その人の足音を聞き逃さないように。 Y.
鉄の味だ。 こんなにも無機質な人間関係。 こんなにも冷えた塊に囲まれ。 自分の中に流れる液体すら鉄の味。 また今日も鉄の味が広がる。 Y.
いつかまた。いつか、なんて実は限りなく不確かで、そんなものはロウソクの火のように心許ない灯。でもやっぱり僕たちはまたいつか、いつかまた、と繰り返して、何も後悔なんかないさと先に強がっている。 K.
一人では見られなかった景色のために。ただそれだけのことでも、誰かと過ごす意味はあるのだと分かる。 K.
鴨が見る鴨川。 K.
疎遠になっていた友達の訃報。 帰り道に土砂降りの雨。 唯一のパソコンが停止。 自分が地球の中心ではないと悟る。 それでも誰かが明日を作っていて、僕らはそれにまたがって1日を生きるのだ。 Y.
二人の間を繋ぐものは 言葉だけではないことを 言葉で伝えるのは難しい。 Y.
古都の秋、Ver02。(別に秋っぽくはない) K.
目は口ほどにものを言うらしい。 他人の目を、どれほど私は聞けているのだろう。 Y.
もの凄いスケールで何かの部分が運ばれて、いずれ何かの部分として設置されるのだと思うと、どうにもニヤニヤしてしまう。大きいもの、面白い。 K.
思いがけず秋を満喫した日。 K.
何も主張しない方平和なのだろうか。ついあらゆる場面で余計なことを言いがちな私は思う。 K.
こんな写真を撮りながら。枕木るいって名前は一年前の今日作られた。こんな写真を撮りながら、ふと思い出す。 K.
まだ熟れてなかったらしく、このあと苦闘の末びしょびしょになりました。 K.
見渡す限りのプラットホームと人。 Y.
孤高の水辺で。 K.
地下に慣れ切ったら、太陽は眩し過ぎるのだろうか。それでも人は太陽を目指すだろうか。 K.
自分にできないことをする人たちは凄い。でも僕以外の多くの人がそれに該当するので、皆が皆凄いと思って、急に平和な気分になった。 K.
黙るんだ ただ黙って それが美しさを纏うこともある。 Y.
世界は作り物じゃない。作り物じゃないから、何だって自分の自由にしていいはずだ。 K.
誰も知らないその街で、心の中はふわふわでも、輪郭はむしろはっきりとして「自分」を主張する。 K.
何をしたって満たされない僕たちは。スマホが新しくなったって、世界が終わったって、誰かが笑ったって。 K.
記念すべき日には、花がよく似合う。 Y.