Y
知らない町で知らない言語。 例え人生をやり直せると思ったとしても、今までの人生は君の魂に。 Y.
早起きが出来ない人間は未熟者だって。 やりたいことが無くて人生に張りがないからだって。 やりたくないことしてる人も早起きなのに。 Y.
信じた末に、また独りになるのなら、 もうずっと夏の季節のままで終わらせて。 Y.
日本一の頂点に群がる底辺の衆を囲む青。 その青さはかくも美しき。 Y.
誰かと目が合った後目を逸らすと、 その誰かが、まだ自分を見ているのか気になってしまう。 Y.
星になったふりしちゃったりして、 鉄の塊に同情とかしちゃったりして、 フィルターを越して街を覗いちゃったりして。 Y.
幸せの中に浸りすぎると、普段通りのふとしたことがひどく不幸に思える。 それならば不幸せの中に浸る方が良いのかと言われると、なぜ両極端の答えしかないのかと不満になる。 Y.
暗闇で目立つのは潔癖の白ではなく、 個性的な何か。 Y.
変わっていく街に、変わっていない僕。 この街は僕を忘れていく。 Y.
進んでみたら逆方向だったなんてよくあるし。 これもまた一つの終わりという思い出として。 Y.
今の世の中を知るためには、ある場所では演劇を見ることが一番良い方法とされているらしい。 日本ではどうなのだろうか? やはりツイッターなのだろうか? Y.
彼女はいつも待っていた。 待たせることしか出来ない僕は、 出来るだけの笑顔で手を振った。 Y.
人の話を聞きながら自分の話をする何て、単純そうな事が難しい。 バランスを崩さずに渡りきるのだ。 この綱渡りの先にある何かへ向かって。 Y.
過ぎし日の思い出。 景色が一新する程の出来事。 それは雪だけが理由にはならない。 Y.
鳥のように自由に飛べたらなんて言うけれど、 ドローンでさえ祭りの時は飛べなかったりするし、 ヘリコプターが飛んでうるさかったらいやだし、 ましてやカラスとかもいじめてくるだろうし、 案外陸上のままで良いかもしれない。 Y.
木も避けるその傲慢さに、 我々人間の行うべきこととは。 Y.
良いじゃない、寝てばっかだって。猫だもの。 Y.
自分の愚かさと やり場のない苛立ちを抱えたまま、 ただ時間が落ちるのを眺めて空虚に消えていきたい。 Y.
夜だからこそ美しい景色。 昼間は夜の美しさを思い出し、それもまた良し。 Y
こんなにも非日常の気候なのに、 こんなにも日常的な場所で、 今は役に立たない公共物は、 右も左も分からず夏を待っている。 Y.
雪が降って、水道メーターが可愛いと思っていたら大変なことになった。 詰んだ。 いや、積んだ。雪が。 Y.
どうせ走るならば、 どうせレールに乗るならば、 光の溢れる物質に囲まれて。 Y.
名称のよく分からないものにも意味はめちゃくちゃあるし。 存在してるなら何かしらの意味があるんだよ。 たまには光に照らされたって良いじゃない? Y.
ヒョイと顔を覗かせる無機質な気配。 Y.
火を初めて使ったのは北京猿人だと言われる。 冬になると、その発明が偉大だったことを思い知る。 Y.
止まる時に、いつも寄り添ってくれるモノ。 Y.
ただ見守ることしか出来ない僕は、苦悩し続ける彼女を思い、時間の経過にぐっしょりと濡れる。 Y.
式の前日は毎回変な気分になる。 自分は何も変わってないのに、おめでとうと祝われて。 進化でもするのかと思う。 最近分かったけど、 あれは周りの人が祝いたいだけなんだな。 だからあまり調子に乗りすぎるなよ、明日の新成人達よ。 Y.
烏合の衆。 木に集いし烏合の衆。 君たちが離れるのは死ぬ時だけなのか。 Y.
今年は戌年? だからいっぱい遊んでくれるの? 戌年だからいっぱい遊んでくれるの? へぇ、何だか有難いけど、君たちは身勝手だねぇ。 Y.