目眩のする秋。誰も泣かない日などない。 K.
たとえそれを失ってとしても、何も愛さなかったよりマシらしい。けれど、さよならの手はいつも震えてばかりいる。 K.
隠れ家のような場所って、もしかしたら本能的にヒトが好きな場所なのかも。 Y.
キラキラの古都(控えめ) K.
当たり前のことを、当たり前と思わないように。眺めるように生きるのではなく、撫でるように生きれるように。 Y.
ライトアップイベントで影を探す。 K.
自由と理由の、由の狭間。知る由もないんだ、と吐き捨てて。 K.
嫌いなもの、好きなもの。食べてみたら美味しいもの。会っても会っても、親しくなれない人。 K.
誰かと向き合うことを怖れる。それは自分の過去と向き合うことにも怖れている。 Y.
舞台は一人きり。喚いても、倒れても。 K.
祈る姿は、美しい。外の世界から逸脱し、自分と話しているからかも。Y.
忙しない朝、何者かへの挨拶。 K.
かつて一人だったもの。一人であろうとしたもの。心の距離だけは果てしなく、未だ間延びしたまま。 K.
軍手の軍、空虚に宙を見て。 K.
久々の晴れ間。かと言って外には出ず、午後のコーヒーをすするだけ。 K.
世界の滑走路。僕は飛ばない、僕は飛べない。 K.
雨。熱した心を冷ましてくれる。呼吸を沈め、単調な音に意識を向かせる。 Y.
空が綺麗なのは、地上が廃れているからか。それとも私たちの心が? Y.
矮小な生と、高尚な死の狭間。決して美しくない血の流れを、吐きそうな気持ちで握りながら。 K.
手を伸ばしても、ただ宙を掴むことがある。けれど、それは悲しいばかりではないと、悟るように鉄が瞬く。 K.
何故出会ったか、何故出会えなかったか。いくら考えても空は白く、答えは風に散り。 K.
無機質な一本道にも、点々と光は落ちていて。 Y.
感傷に浸り過ぎて、自尊心がふやけて溶ける。それは結局愚かなことだ、と雨が喉を鳴らし。 K.
赤は怒れる男たちの血の色か、赤は新しい夜明けの希望の色か。 Y.
孤独とは何だろう。誰も自分の声を聞いてくれない時か、あるいは自分にとっての美を誰にも共感してもらえない時。 Y.
残されていくもの、淘汰されていくもの。その選択権は、いつも見えないところにあって。 Y.
日常が微笑んでいるのではなく、へばりつく日常のもう一方から、ただただ目を反らしているだけの。 K.
再び釜山へ来てます。7ヶ月後には再開発のため、港街らしいこの風景は無くなるそうで。 Y.
天変地異、日々のやるべきこと、感情の波、あらゆるものがごたまぜになって身体の中が痛む中、久々に都会に行き、こんなにも人が生きている、と謎の衝撃に襲われ。 K.
絶望することなしに、希望が見えるはずもなく。 K.